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子どものことを
第一に考えられる
先生になりたい 共同教育学部 社会専攻
N Y さん

実習や教壇に立つ経験で自分に足りない部分が見えてくる

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高校生の時は日本史が好きで、社会科という教科をもっと学びたいと思っていました。群馬大学の社会専攻は分野ごとに研究室があり、地理、歴史、公民分野を幅広く勉強できることを知って群馬大学を選びました。高校の先生方にお世話になった経験から、自分も高校教諭になりたいと考えていましたので、1年生から実習があり、教育現場をより知ることができるのも魅力でした。オープンキャンパスに参加した時にちょうど地理の説明会を実施していて体験学習や実習が多いと感じました。また、共同教育学部は宇都宮大学の先生の授業をオンラインで受けたり、実際に宇都宮大学の先生が群馬大学で講義をされたこともあります。ほかではなかなか得られない体験ではないでしょうか。

社会専攻は歴史や地理、現代社会など一見それぞれが別のジャンルのように見えるかもしれませんが、実は一つの線で繋がっていて、現代社会にも歴史があって、そこから今の憲法や政治ができています。高校生の時はそのことに気づきませんでしたが、大学に入っていろいろ学んで今それを実感しています。小学校と中学校の教育実習を終えましたが、体験してみて本当に先生の負担は大きいなと感じました。でもそれだけにやりがいがあるとあらためて思いました。

授業では模擬授業が大変だった思い出があります。同級生の前で教壇に立つということをするのですが、算数の授業では時間が足りなくなってしまって、特に初めての時は、しっかり準備をしたつもりでしたがいざ教壇に立ったら緊張してしまって頭が真っ白になりました。

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入学して新しい自分の興味を発見することができた

今は自然地理学の研究室で防災教育や災害の伝承について論文を読んだり、事例研究を調べたりしています。歴史が好きで社会を専攻しましたが、大学に入って火山の歴史や形成史を調べたりする楽しさを知りました。特に火山防災に興味があり、今後は火山防災の実態やハザードマップの認知度などについて理解を深めていきたいと考えています。卒業論文に向けて4年間の集大成として教科の専門性を高めるとともに、研究の計画を立てています。

将来は子どもたちが自分の授業を受けてどう思うかを常に考えられる教師になりたいです。高校ももちろんですが実習を経て、小学校や中学校の先生も良いな、と今悩んでいます。高校の教師は進路や人間関係についての相談などにも乗ります。そんな心のサポートまでできるような先生が憧れです。残りの大学生活でたくさんの経験を積んで、教育現場や日本の社会に貢献できるような人間になりたいです。

※この画面の情報は、全て取材した時点のものになります。